バイオエタノール先進国アメリカ
バイオエタノール・バイオガソリンを世界中で率先して生産しているのは、アメリカ合衆国です。
これには、環境保護や地球温暖化防止の観点の他に、 中東などからの原油依存を減らし、自国の安全を保証する意味合いがあるそうです。
アメリカがバイオエタノールの使用に関して明確な数値目標を掲げたのは2005年で、利用量を段階的に引き上げて 2012年には75億ガロン(1ガロンは約3.8リットル)を目標としています。
アメリカでは、トウモロコシからバイオエタノールを生産しています。バイオエタノール生産量の増加とともに、 生産されたトウモロコシは食品として流通しないで新エネルギーの原料として流通しています。
このことが、アメリカ国内のトウモロコシ価格の引き上げの原因となっています。また、他の作物を生産している農家は、 トウモロコシに転作して利益を上げているそうですが、代わりに穀物供給量が少なくなり、穀物や肉類の価格上昇が起こると言われています。